事例紹介

Case4

プライベートリスク例(複数社)

企業や公的機関などのトップが、プライベートにおけるリスクにより、その組織の運営に支障をきたす例がある。
不動産会社A社の某専務の自宅に、宅配業者を装った男が押しかけ、応対に出た妻を襲い、被害を負わせた。同社は、宅地開発の件で同業他社と商取引上のトラブルを抱えていた。上場企業であり、経営陣の住所が公にされていた……下記(1)例
BBSは、上層部の役員に対して、家族関係から公私の行動までを企業側で把握するように対応させ、危機管理の意識の啓蒙活動をはじめ民間の警護専門の企業との連動をはかるなどの諸策を講じた。

(1)事件 / 上場企業の役員宅に暴漢が押し入り、家族に怪我を負わせる。
(2)病気 / 企業トップが海外渡航中に脳梗塞になり、死亡。
(3)事故 / 公的機関の幹部が移動中に交通事故に遭遇。
(4)災害 / 経営者が休暇中に海外で大地震に遭い、帰国が長引く。

こういった例に関して、組織として事前にどのような対応ができるのかを検討しておく必要がある。
上記例は、プライベートの行動であるために、本人が能動的に行うものである以上、自己責任のもと危険を確認し、行動することが原則である。そこで組織として何か対策に関与することができるかが課題となる。従来は、私的な行動に関して組織が関与しない傾向にあったが、その組織において最重要な任務を担う人物については、むしろ積極的に組織が関与する方向になりつつある。
そこでBBSでは、プライベートのリスクをマネジメントするに際しては、本人の社会地位、役職、担当業務、リスクの程度などを総合的に考慮して慎重かつ柔軟に行うことで、効果的で効率のよい危機防止策を実施している。

不動産会社A社の某専務の自宅

インターホンが鳴り、専務の妻が対応に出た。

インターホンの映像には帽子を深くかぶり宅配業者の服装をした男が映っていた。

届け物を受け取るために、何の疑いもなく玄関のドアを開けた。

玄関を開けたとたん、男が押し入ってきた。

専務の妻はその男にナイフでさされ重傷を負った。

A社は宅地開発の件で同業他社と商取引上のトラブルを抱えていた。

上場企業であり、経営陣の住所が公にされていたからだった。

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